気に入った部屋がみつかったら、そのお部屋を取り扱っている不動産会社へ内見の予約を入れます。
内見は借りる前に物件の状態や雰囲気を確認できる良い機会なので、しっかり準備して向かいましょう!
内見する件数は、多くても3件~4件くらいまでにしておくとイメージが混同しないでしょう。
いきなり沢山内見しても思い返すのが大変になりますし、見すぎると、それぞれの印象が弱くなるかと思います。
物件は早い者勝ちなので、気になる物件を先に内見して、気に行ったら他の人が契約してしまう前に申し込むのが良いでしょう。
自分で件数を絞っていくか、不動産屋さんから提案してもらった物件を見るのもおすすめです。
・図面
図面は不動産会社が用意していますが、事前に渡されていたら持って行きます。
見取り図は大雑把に書かれている場合も有ります。曖昧な部分はないか、ドアの向きなど現状と違っていないか確認します。
・カメラ
スマートフォンで代用できます。部屋全体の空間を把握できるように静止画だけでなく動画も撮影します。
・メジャー
冷蔵庫や、洗濯機などの家電の設置位置を図っておきましょう。サイズが合わないと困りますので細かく寸法をチェックする事が大切です。
・家具の寸法メモ
新居へ置きたい家具や家電の高さ、幅奥行を図ってメモしておきます。イメージどおりの配置が可能かどうかを内見時に照らし合わせてみましょう。
■防音性
日常生活で騒音トラブルを避けるためにも、壁や床の厚さの防音性を確認しましょう。上下左右の部屋の生活騒音もどの位かチェックします。近隣の道路の交通量なども騒音に影響しますので、把握しておくと良いでしょう。
■陽当たり
図面が南向きでも、目の前に建物があるかもしれません。実際のお部屋をしっかり確認しましょう。
陽当たりが悪いと湿気や、カビに悩むことになります。
■玄関周り
普段の生活で必ず出入りする場所です。玄関ドアのスキマが無いか、スムーズに開閉するかなど建付けも確認します。また、鍵はどんな種類なのか防犯面も確認します。
■収納
収納スペースのサイズはチェックしましょう。また湿気のこもりやすい場所でもあるので、カビのシミがないかも確認しておきます。
■水回り
キッチン、風呂、トイレ、洗面所の水回りの汚れや臭い、排水口などもチェックしましょう。キッチンの高さやシャワーの水圧など実際に生活するイメージを膨らませて見ると良いでしょう。
■共用設備
エントランスや、廊下、エレベーター、ごみ置き場などが荒れていないか、管理状況を確認しましょう。汚いと住民の意識が低かったり、きちんと管理されていない可能性もあります。
ポイントを押さえて、気になる点は図面にかき込んだり、スマホで撮影するなど工夫して内見してみて下さい。
内見では、なんとなくの雰囲気でお部屋を決めるのではなく、冷静に部屋の状況を確認して下さい。
住んでから後悔のないように、快適に過ごせるお部屋に出会えると良いですね。