実は人気がある「分譲賃貸」。
分譲賃貸とはどういった物件なのでしょうか？
また、普通の賃貸とは何が違うのか、人気の理由を解説したいと思います。
『分譲賃貸』とは
本来、分譲マンションとして購入したお部屋を、何らかの事情で賃貸用として貸し出している物件のことです。
オーナーが転勤などの理由で、住めなくなった場合に賃貸に出すケースや、もともと投資目的で購入して賃貸として貸し出している場合もあります。
分譲マンションは購入者が一生住む目的で購入する場合がほとんどなので、賃貸マンションよりもしっかりした構造、グレードの高い設備、優れた防犯性など、建物の品質が良いのが一般的です。
家を購入するのはなかなか大変であっても、購入されたクオリティの高い部屋に住むことが経験できる、というのが人気が高い理由です。
分譲マンションを借りる際の注意点もあります。
オーナーが転勤などで一時的に貸している場合、「定期借家」となり、期間限定で住むことになる為、次の賃貸を探す必要があるという事を考えておかねばなりません。
また、マンションの規約ではペット可な場合でも、貸し出す部屋でオーナーがペットはＮＧとしている場合は飼えなくなります。
借りる際にはオーナーとの契約内容とマンションの管理規約の両方を確認しておきましょう。
募集数も少なく、賃料が高めではありますが、人気がある「分譲賃貸マンション」。
分譲マンションならではの豪華な設備や共用施設を賃貸でも体験できるのは大きなメリットですね。
契約内容に注意して快適な分譲賃貸での暮らしを楽しみましょう。
