初めての一人暮らしは色々と不安があるかと思います。
一番気になるのは「お金」ではないでしょうか。
自分の収入でどの位の家賃が払えるのかを気にすると思いますが、忘れてはいけないのが「初期費用」です。
一人暮らしを始める際に大切なポイントとなる「初期費用」について解説していきたいと思います。
初期費用とは、大家さんと不動産会社に払う契約金ですが、契約内容によって初期費用の項目や金額が変わってきます。
一般的に相場は家賃の「５ヶ月分」くらいを目安に考えておくと良いでしょう。
家賃を６万円としたとき、初期費用は３０万円位かかる事になります。
初期費用の内訳としては…
■前家賃
（翌月の１ヶ月分の家賃と管理費を先に払っておく）
■敷金
（家賃の１～２ヶ月分が目安）
■礼金
（家賃の１～２ヶ月分が目安）
■仲介手数料
（家賃の１ヶ月分程度）
■クリーニング代
（１～２万円程度）
■保証会社利用料
（家賃の０．５～１ヶ月分程度）
■鍵の交換費用
（一般的な鍵なら１～１．２万円程度。防犯性の高い鍵は１．５～２万円程度）
■火災保険料
（１～２万円程度）
などが含まれます。
入居後に一定期間の家賃が無料になるフリーレントなどのキャンペーンで安くなる事もあります。よくチェックしておきましょう。
家賃を交渉する場合は、周辺の家賃の相場を調べておくことも重要です。
むやみやたらに安くして！と言うのは印象を悪くして、大家さんから断られてしまうかもしれません。無理な交渉は避けましょう。
また、最初から初期費用が安すぎる物件というのも注意が必要です。退去時にお金がかかる場合もあるので、理由を確認しておきましょう。
部屋を借りるのにこんなにお金がかかるの…？と驚く方もいらっしゃると思います。
物件を探す際には、「初期費用を抑えたい」と不動断会社へ相談すれば、予算に合った物件を紹介してくれるので、求めている条件を伝えておくことが肝心です。
一人暮らしの月々の出費は家賃以外にも、水道光熱費や食費などもかかるので余裕をもたせておくことも大切です。部屋を借りるのに予想より費用が掛かってしまい、ギリギリの生活になってしまったら悲しいですよね。
気持ちよく一人暮らしの新生活をスタートさせるためにも、初期費用についてしっかり理解しておきましょう。
