実は秋が一番空き巣が増える季節なのです!
行楽シーズンの秋は、1年の中でも行事が多く、旅行や行事などで家を長時間あける確率が高くなります。
また、暑さも和らいできて窓を開けっぱなしにする機会も多くなるためです。
空き巣に入られやすい家の特徴と、大切な自宅を空き巣に狙われない為にはどのような対策が必要か、考えてみましょう。
空き巣に狙われやすい家の特徴としては、以下のような点があげられます。
◆鍵をかけていない
ちょっとしたスキに泥棒に狙われるケースも多いので、ゴミ出しなどですぐ戻るときや、短時間の外出でも必ず施錠しましょう。2階の窓の鍵も開けっぱなしにしないで施錠を習慣付けます。トイレや浴室の窓など小さな窓からも泥棒は侵入します。窓からの侵入を徹底して予防しましょう。
◆合鍵を外に隠している
郵便受け、植木鉢の下やマットの下など、泥棒は合鍵の隠し場所を心得ています。簡単に見つけられてしまうので、今すぐやめて鍵は必ず家族に持たせたほうが安心です。
◆人通りの少ない立地
人通りの少ない場所など、人目につかない場所や死角に建物がある場合も注意が必要です。日中に人通りが少なくなる地域は特に狙われやすくなるため、より防犯の意識をしっかり持つようにしましょう。防犯対策をしていることをアピールすることも侵入の予防につながるので大切です。
◆夜まで洗濯物を干しっぱなし
空き巣は洗濯物に注目しています。洗濯物で家族構成やライフスタイルが分かるからです。洗濯物が干しっぱなしなのは住人が留守であることを知らせているようなものです。帰宅が遅くなるときは、洗濯物は室内か外から見えないところに干しましょう。
◆郵便物が溜まっている
新聞や郵便が溜まっているのも長期間留守であることを知らせているようなものです。長期間家を空ける時には郵便局や新聞販売店に連絡して、留守中の配達をやめてもらいましょう。郵便物には個人情報もたくさん詰まっていますので、普段から面倒でもこまめに郵便受けの中身を取り出すようにしましょう。
◆侵入しやすい足場がある
壁や大きな木に囲われた家は注意です。一戸建てだけではなく共同住宅でも注意してほしいのが、窓などへ侵入しやすい足場があるかどうかです。塀が高くて隠れやすい、植木に身を隠す場所がある、などがないかチェックしておき、見通しのよい家にすることが防犯対策につながります。
一度空き巣に入られた家が、また被害に遭ってしまうということも多いそうです。容易に侵入できると狙われないように被害を防ぐためには事前の対策が必要不可欠です。
空き巣に狙われやすい家の特徴を把握し、現状の防犯対策を見直してみて下さい。
空き巣は防犯対策がしっかりされていると感じた場合は、侵入をあきらめる傾向があります。
きちんと施錠することはもちろん、安全な生活は、住む人の心がけで成り立ちます。防犯にやりすぎはありません。空き巣に隙を見せることのないように、できるところから防犯対策を実践していきましょう。