賃貸情報を見ると時々見かける、テラスハウスと名の付く物件。
「テラスハウスに興味があるけど、実際はどんな物件なのだろう…?」
と思っている方もいると思いますので、どんな特徴があるのか詳しく説明させていただきたいと思います。
テラスハウスとは日本風に言うと長屋のことです。
一戸建て住宅が横につながったような建物構造で、敷地を有効活用しながら、建築コストも安く済ませることができます。
2階建ての家が壁を隔ててつながっていて、共同住宅なのに各住戸に戸建てのような玄関扉があるのが一般的です。専用の庭が付いている場合もあります。
隣家とつながっていることがテラスハウスの大きな特徴ですが、その他は通常の一戸建て住宅と同じです。
1階の玄関から出入りして、専用庭や駐車場があり、プライバシーを保ちながら戸建てのように住むことができるのがメリットといえます。それぞれが独立した住居なので賃貸アパート、マンションと比べ快適な時間を過ごすことができます。
また、テラスハウスの室内は1階と2階が分かれた構造なので、1階はみんなの共同スペース、2階はプライベートルームと、用途を明確に分けて使うこともできるので、ルームシェアにも適しています。
テラスハウスは、多くが木造が中心です。注意する点としては「音」の問題です。
一戸建て感覚で住めるとはいえ、鉄筋コンクリート造のマンションとは違い遮音性では不利になってしまいます。
上下の階に他の住居はなく、自分たちのスペースですが、お隣とは壁を隔ててつながっています。
内見する時には、生活音がどのように伝わるか確認しておきましょう。
賃貸のテラスハウスは、一戸建て感覚で住める集合住宅と言えるのではないでしょうか。アパートやマンションにはない魅力がある住宅と言えそうです。
できれば戸建てに住みたいけれど、予算がないという場合は、マンションやアパートよりもテラスハウスは魅力的かもしれません。
最近ではお洒落な外観や、実用的なテラスハウスも多く見られます。自分に合ったテラスハウスを見つけて快適な生活を送りたいですね。