部屋が狭くて、いい加減広い部屋に引っ越したい!なんて思っている方も多いのではないでしょうか?
「引越し」となるとなかなか実行するのが大変になってしまいますね。ちょっとした工夫でお部屋を広く見せて快適に過ごせる空間を作ってみてはいかがでしょうか?
広く見せるお部屋作りのコツをご紹介したいと思います。
家具は背の低い物を揃えると目の錯覚で部屋が広く見えます。
目線の位置が下がるので、天井が高く感じて広く見える効果があります。
天井まである高さのある家具は圧迫感を感じるため、視界を遮るものがないのが大事です。
また、広く見せるのに鏡も役立ちます。鏡の反対側の空間や外の景色が映りこむことで視線が遠くまでいくようになり、空間を広く見せることができます。大き目の鏡を置いて部屋の奥行きを出せば、空間を広く見せる効果があります。
家具を置く場所は、窓から外が見えると広く見えるため、窓を覆うような家具の配置も避けましょう。
賃貸物件の多くは白い壁紙を使用していると思います。
白は膨張色なので、室内で大きな面積を占める部分を明るくしたほうが広く感じられます。
全てを白にしなくても、カーテンなど明るいホワイト系で統一したほうが、ごちゃごちゃせずにすっきりと広さを演出できます。
狭い部屋で広く見せたいなら、圧迫感のある黒やダークブラウンの家具は避けた方がいいかと思います。
床の見え方もポイントです。
広く見せるテクニックとして、脚のついた家具を置くのもおすすめです。
脚付きのTVボードや、脚付きのソファを置くと下の床が見えるようになり、部屋が広く感じられるようになります。
また、ガラス製のテーブルやクリアな素材の家具も圧迫感がなく、部屋を広く見せる効果があります。
部屋が狭いと感じたら、一度持ち物をすべて見直してみるのはいかがでしょうか。
重要でないものが部屋を占領していては部屋が狭くなるのは当然です。
自分にとって大切なもの、必要なものを選別し断捨離していけば、ゆったりとした空間を手に入れることができるかもしれません。
広いお部屋に引っ越しても家賃が高くなったり、沢山の荷物に引越し費用を無駄に払ってしまうのはもったいないですよね。
あまりにも部屋が手狭で今より広い部屋へ引っ越しを考えているなら、複雑な形ではなく、シンプルな形状の間取りを選びましょう。
正方形や、長方形など、シンプルな形状の間取りのほうが広く感じます。
部屋に凹凸が多いと動線を遮り、室内に行き止まりが出来るため閉鎖感を感じやすくなります。
仕切りなど、遮るものがないほうが、解放感がありお部屋がとても広く見えるのです。
面積を広げなくても、視覚的な効果で広くみせれば小さいお部屋でも快適な空間になる可能性はあります。
また、結婚など生活スタイルの変化などで、賃料が上がっても広いお部屋に引越す場合もあるかと思います。
部屋が小さくても、広くても、自分にとって快適に過ごせる空間での生活が大事だと思います。
どんな暮らしをしたいのかを明確にして、納得できるお部屋さがしをして下さいね。