「実家を相続する予定だけど、誰も住む予定はなさそう…」
「空き家になる実家を活用できる？」
相続した実家の問題について、お悩みの方もいると思います。
親から相続した家を所有していても、しばらく使う予定がない場合は、一戸建ての賃貸経営を行うという選択肢もあります。
戸建て住宅を一棟そのまま賃貸物件として貸し出せば、賃料収入も見込めます。
戸建て賃貸は供給が少ないので、地域によっては借り手が多くあらわれる場所もあります。競合物件が少ないので入居者も見つかりやすいといえます。
【賃貸に出すメリット】
①思い出のある実家を売却して取り壊されてしまったら元に戻りません。賃貸に出せばそのまま残しておくことができます。将来自分や子供たちが住むことも可能になります。
②人が住まないと老朽化が進み、資産価値が下がっていきます。賃貸に出すことによって人が暮らしメンテナンスをすることで、長く状態をキープすることができます。
③放置していても固定資産税に始まり費用がかかる空き家ですが、賃貸に出すことによって家賃収入が見込めます。また、いくつかの条件を満たせば、相続税が軽減されることがあります。
空き家を売却してしまえば、それと同時に、資産である空き家も手放すことになってしまいます。賃貸物件へと転換すれば、資産を保有し続けることができるのです。
空き家を賃貸に出して入居者が付けば、毎月安定した収益が手に入り、高額不労所得を得ることも夢ではありません。
しかし、賃貸経営をする上で注意しておきたい点を理解してデメリットもよく考えましょう。
【賃貸に出すデメリット】
①内装・設備など初期投資が必要な場合もあります。リフォームせずに賃貸募集を行うことは可能ですが、行うことで見た目の印象が良くなり、入居者が付きやすくなることにつながります。
②また、必ず借り手が付くとも限りません。賃貸収入を当てにしていたら借り手が付かなかった、というケースも考えられます。
デメリットを回避するためにも、その地域の賃貸需要を把握してターゲット層を絞ったり、立地条件の良い土地なのかを見極め、周辺相場に合わせて適切な家賃設定をしたりすることが大切です。
空き家を賃貸へ出すメリット・デメリットを確認してきましたが、実際に賃貸で収益を上げていけるのかどうかは重要なポイントになると思います。
自分で入居者を見つけてとなると、とても難しく分からない事もを多いので、賃貸に出すなら不動産会社に相談しましょう。
また、不動産会社に物件の管理を委託すれば、トラブルの際には代わりに対処してもらえます。入居者の募集も行ってもらえるので、月々の委託料はかかっても不動産会社を利用したほうが、リスクは抑えられるはずです。
空き家を賃貸に出すにはそれぞれのケースで細かな条件の違いもありますので、プロの目線から物件の価値を正しく査定し、賃貸に出す上でのアドバイスも行います。
空き家に関することならなんでも弊社へご相談下さい。親身になって空き家の問題について一緒に解決策を考えていきます。
